2015年08月16日

縫い物

とくに、手縫いをしていると
おばあちゃんを思い出す


おばあちゃんちに遊びにいっても

おばあちゃんがわが家に遊びに来ても

茶の間においてある裁縫箱を手元に置いて
なんやかんや繕いものをしていた


おばあちゃんの着てる服は
元は既製服やったんやろうけど
いつのまにか
あちこち手縫いの縫い目が目立ち


季節が巡り
去年着ていたものを・・
洗いざらしの見慣れた、灰色の地味なブラウス
今年も着てる

50年ほど前の日本人はみんなこんなふうやった

DSC_2512.JPG
ずっと一緒 私の裁縫箱


おばあちゃんの
繕いものをする姿がなんでか ほっとあたたかく

だから
お嫁入り道具に
昔ながらの裁縫箱を買ってもらった



おばあちゃんは
私が20歳の時に80いくつかで亡くなった

2月の寒いとき

心筋梗塞か脳溢血か
家でひとり留守番をしていて
帰宅した家族が見つけたときは
もう息を引き取っていた

誰にも看取られることはなかったけど
大往生といえると思う

それでも
50歳くらいになっていたおじさんが
「おかはん・・おかはん」と
おお泣きする姿は今でも忘れられない



外出着やった袖の長い服
家で着やすいように袖をパツンと切って
三つ折にして
チクチク縫いながら

こんなこと思う

posted by ほたるちゃん at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫の目雑記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/161662318
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック